小池都知事、緊急事態宣言延長で臨時会見 都民に「厳しい言葉」投げかける

小池都知事が臨時会見を実施。医療提供体制をステージ2へ下げる必要性を語る。

2021/03/06 00:45

小池百合子

東京都の小池百合子都知事は、1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)で21日まで緊急事態宣言が再延長されたことを受けて、5日21時すぎに臨時記者会見を実施。感染拡大を防ぐため、都民に要請する3つのポイントについて語った。



 

■厳しい言葉を…

小池都知事は会見冒頭、新規感染者数の下げ止まりしていることに触れ、「都民の皆様は今も(緊急事態宣言が)続いているということを認識されているのか」と厳しい言葉を投げかけ、感染拡大防止の行動を徹底するように呼びかけた。

まずは再延長された2週間で医療提供体制を現状のステージ3から、ステージ2水準へ持っていくことが必要と強調し、目安として病床全体の入患者数1,250人(5日現在で1,449人)、重症者数250人(5日現在で303人)という目標値を明かした。


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■「花見は飲食ナシ」

医療提供体制をステージ2とするため小池都知事は、都民に要請する「3つのポイント」についても説明した。

1つ目は、「不要不急の外出自粛」。都県境をまたぐ移動は慎み、昼も夜も休日も平日も外出は自粛してほしいという。

2つ目は、「会食の自粛」。歓送迎会、謝恩会、追いコンなどの会食は自粛し、「今年の花見は飲食ナシ」でお願いしたいと説明。

3つ目は、「基本的な感染対策の再徹底」。家庭や職場などあらゆる場面で手洗い、マスク着用などの徹底をし、食事や休憩の際も3密を避けるという基本を意識するよう求めた。


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■「私達の総力を結集」

3つの感染予防策はどれもこれまで何度も発信してきた基本的なモノ。しかし下げ止まり状態の今、この基本を改めて厳守することが重要と説く。

「集中して徹底的に対策をやり切るということが、感染の収束に向けて大きな意味を持つ」「私達の総力を結集して、なんとしてでも感染を抑え込んでいく。そのためにも都民や事業者の方のご理解、ご協力をよろしくお願いを申し上げます」と小池都知事は力強く語った。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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