ビートたけし、緊急事態宣言延長は「予想してた」 撮影には大きな影響も
『Nキャス』ビートたけしが映画監督ならではのコロナ禍の苦悩を明かした。
7日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしが出演。スマホ操作をしたときに感じた思いを語った。
■「延長になるんだろうなと」
緊急事態宣言解除の目安と言われていた東京都の新規感染者数500人以下となっており、病床使用率も下がっていた。しかし、リバウンドを懸念するということで、緊急事態宣言は3月21日まで延長となった。
コメントを求められたたけしは「俺のところは、延長になる予定で、延長になる前提で予定を組んだから、そんなに焦ってない」と自身は予想していたため、スケジュールなどに大きな影響がないとした。
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■映画監督としては「困る」
テレビなどに出演するタレントだけでなく、映画監督としての一面も持つたけしは、「ただし、映画はね、困るんだ」とポツリ。「床山さんとか身近で頭をセットするでしょ? あと衣装さんとか。リハーサルとかもどうやって距離を取るか悩むね」と悩みを明かす。
『Nキャス』では、アクリル板を挟んでトークしているが、映画ではそういうわけにもいかない。「もしアクリル板を入れるとしても、光が反射してカメラや証明が困る」と続けた。
しかし、それでも撮影は続けなければならない。「とにかく安全に安全にと撮影しているけど、映画なんてスタッフ1人でもコロナになったら終わりだからね。困っちゃうよ」と現場ならではの苦悩を話した。
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■2割が「緊急事態宣言下でも外出」
仕事などで、緊急事態宣言発令下でも外出しなければならないというケースもすくなくない。しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,880名に緊急事態宣言下の行動について聞いた調査では、22.1%が「通常通り外出していた」と回答。
映画監督ならではの視点で緊急事態宣言の苦悩を明かしたたけし。仕事に大きな影響がある人も少なくないため、早く緊急事態宣言が解除されるくらいコロナが収まってほしいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)