白人教師が授業での差別的言動で大炎上 「東洋人の見分け方はツリ目なら…」
温暖で暮らしやすい土地の不動産を、次々と購入してきた中国人。憎悪や反感はその頃から膨らんでいたとも言われている。
アジアからの移民も多い北米で、白人が時おり東洋人(東アジアのモンゴロイド)の目を侮辱することがある。かなりタブーな行為だと言われているが、カリフォルニア州でまたもや東洋系のコミュニティーを炎上させる出来事があった。『The Sacramento Bee』ほか多くのメディアが伝えている。
■「東洋人の見分け方は…」
移民、留学、駐在を問わず、大変な数の東洋系の人々が暮らしている米国・カリフォルニア州。生まれも育ちも米国籍という人も、もちろん多い。そんな中、このたびの人種差別事件は、サクラメントのグラント・ユニオン・ハイスクールという公立高校で起きた。
先月25日、オンライン授業を行っていたニコール・バーケットという女の教師が、生徒たちに東洋人の見分け方について、自身の目を触りながら指導したのだ。
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■「ツリ目は…タレ目は…」
左右の目尻に自身の指を置いて、上げ下げしながら「ツリ目は中国人よ。タレ目なら日本人。まっすぐなら…不明ね」などと説明したバケット。
その動画はただちにSNSに投稿され、人を外見で差別、侮辱してはならないと教育する立場にある者が、最低なことを生徒に教えているとの批判で炎上した。
騒動を受け、グラント・ユニオン・ハイスクールとツイン・リヴァーズ統一学区教育委員会は謝罪したが、その教師に対する処罰については明らかになっていない。