話題の「痛公用車」…これ本当に市長が乗るの? 所有元自治体からの意外な回答
岐阜・多治見市が2月に完成させた「痛公用車」がネットで話題になっている。市長はこれに毎日乗っているというのか…!?
「痛公用車」というパワーワードが突如ネット上のトレンドワード入り。
市区町村の公用車が痛車仕様とは…。一体誰が乗っているのか所有元である岐阜・多治見市に聞いてみた。
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■「市長専用ではなく…」
陶芸の町である多治見を舞台にしたアニメ『やくならマグカップも』(CBCテレビ、BS11、TOKYO MXほか)が4月から全国放送される。
今回の「痛公用車」は、アニメと“聖地”となる多治見市をPRするために誕生したもので、市が運用している公用車にアニメキャラデザインのラッピングを施し、2月19日にお披露目されている。
ちなみに車両はトヨタ「ノア」。「公用車」と聞くと市長や県知事の専用車と想像してしまうが、実際には「市長専用ではなく、市の職員が業務の際などに使用しています」(多治見市産業観光課)とのことだ。そりゃそうだよなぁ…。
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■原作は地元発のコミック
原作は、市内IT事業者であるプラネットが約10年に渡って発行してきたフリーぺーパー形態のコミック。
地元発の作品が注目を集めるまたとないチャンスとあり、市では昨年11月に出演声優陣を招聘して市役所庁舎で会見を開くなど、積極的に協力を続けている。