ハムスターは回し車を走らないとおかしくなる? チコちゃんがその生態に迫った

『チコちゃんに叱られる』ハムスターが回し車を走る時間帯や理由について解説した。

2021/03/13 06:15

ハムスター
(Khmel/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

13日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「ハムスターがカラカラ走りつづけるのはなぜ」が注目を集めている。

ハムスターといえば、回し車をカラカラと走って回す姿が人気だが、どうして走るのだろうか。



 

■ハムスターの意外な秘密

チコちゃんの気になる回答は、「1日10km以上走らないとおかしくなってしまうから」という。本能的な衝動が回し車を走るハムスターの正体だった。

ハムスターと聞いて我々が想像するのは、ゴールデンハムスターという種で野生では絶滅危惧種。現在、ペットとして飼われるハムスターはすべて1930年にシリアで発見されたある1匹のメスの子孫であると紹介した。


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■10時間以上走る場合も

同番組では、ハムスターの様子を24時間観察するシステムを構築。12時間ごとに照明がついたり消えたりするようプログラムし、擬似的な昼と夜を再現して観察した。

すると、午後8時に回し車で走り始めたハムスターはほぼ休憩することなく、午前6時頃まで休むことなく走り続けた。照明がつくと走るのをやめ、夜になった途端、走り続けるようだ。


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■野生の本能を発揮

野生のハムスターは昼間は巣穴でじっと穴の中で過ごすのに対し、夜になると縄張りを素早く走り回ってエサ探しに奔走する。距離にすると1日に10km~20kmくらいと走り続けるのだという。人間に当てはめて考えるとフルマラソン4回分の169kmに相当する距離である。

ハムスターが回し車を走るのは、エサを求めたり、縄張りの状態をチェックしたりするためである。決して人間が見て楽しむ用ではなく、飼育されるハムスターの健康的な生活を守るための生活必需品であると改めて紹介し、テーマを締めた。

ハムスターの意外な生態を紹介したチコちゃん。人々が身近にいるペット動物について知っていることは少ないのかもしれないと思わせてくれる解説だった。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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