サメ映画愛する「午後ロー」が25周年 番組Pが明かす「史上最大の思い出」とは?

カルト的人気を誇る「午後のロードショー」が放送開始25周年を迎えた。同番組プロデューサーにこれまでのマル秘エピソードを振り返ってもらった…!


 

■放送したタイトルは通算5,028本

———素晴らしい先見の明です(笑)。これまで何タイトルくらいを放送されたのですか?

岡本:年によって放送回数は違いますが、少ない年は174本、多い年で239本。平均すると200本ほどです。今年1月22日に放送5,000回を迎え、25年通算では5,028本になります(3月4日取材時点)。

———ものすごい本数…。ここ数年で反響が多かったのはどんな作品ですか?

岡本:SNS上で反響が最も大きかった作品は、『ミスト』です。結末が衝撃的なことから反響が大きく、番組の公式Twitterもインプレッション数は放送終了後も伸び続けて歴代最高を更新しました(853,530件)。


あのラストシーンは他の作品にない、視聴後になんのやる気も起きなくなるような脱力感に襲われる感じが、ある種話題になったのだと思います。


他には『コマンドー』を放送した際もTwitterが大いに盛り上がりました (インプレッション数:610,142件)。主演がアーノルド・シュワルツェネッガーで、勧善懲悪の分かりやすい内容かつ痛快さが根強い人気の作品です。


『コマンドー』はその日本語吹き替え版を楽しみにしている方が多く、放送に関連したつぶやきが放送前後で37,644件(番組調べ)もありました。


関連記事:みちょぱ、dTVを実際に使い「思ったより作品が多くあって驚きました」

 

■「邦画の比率も上げていけたら」

———最後に、今後番組におけるさらなるチャレンジがあったら教えてください。

岡本:まずは25年間、視聴者の皆さまが愛して下さっている番組のイメージがあると思うのでそこは不変なものとして大事にしていきたいです。


その上で、20年度は祝日も邦画の放送をして皆さまの反響も良かったので、洋画だけでなく邦画の比率も上げていけたらと思っております。


 

■来週15日からは豪華企画

午後のロードショー・青天の霹靂
©2014 「青天の霹靂」製作委員会

「放送25周年企画」として、番組では3月15日より「超豪華!おうちで映画祭り!」をスタート。ゴールデンタイムで放送してもおかしくないような豪華なラインナップを1カ月半に渡り放送していく予定だ。

期間中は「月曜はハリソン・フォード」「3月の水曜はエクスペンダブルズ」「4月の水曜は96時間シリーズ」「3月の木曜はニコラス・ケイジ」「4月の木曜はアンジェリーナ・ジョリー」「金曜は地上波初放送!」と曜日ごとの小特集も用意。

さらに3月23日には大人気シリーズ「ワイルド・スピード」の第5作目「ワイルド・スピードMEGA MAX」を、30日には地上波初放送となる大泉洋主演の「青天の霹靂」、そして午後ロー名物(?)であるサメ映画として、4月30日にはパニック映画の金字塔『ジョーズ』を放送する。

・合わせて読みたい→みちょぱ、dTVを実際に使い「思ったより作品が多くあって驚きました」

(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

映画テレビ東京番組午後のロードショー
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング