鼻ピアスを開けた1ヶ月半後に吐血した女性 劇症B型肝炎で緊急の肝臓移植に
オシャレのためのピアスでも、病気になってしまったら本末転倒。信頼のおける皮膚科で穴を開けてもらう、という人はやはり多い。

鼻ピアスのために開けた穴から肝炎ウイルスが侵入し、30代の女性があやうく命を落としかけた。肝臓の病気は、体調不良に気づいたときにはかなり進行している証拠だ。『RADIO.COM』や『7NEWS.com.au』などが恐ろしい話題を報じている。
■友人オススメのショップで
アメリカ・ニューヨーク市のクイーンズ区に住む37歳のダナ・スミスさん。彼女は昨年11月の感謝祭に、ショッピングモールのピアスショップで鼻に小さな穴を開けてもらい、ピアスをあれこれ楽しんでいた。
友人たちも同じショップをよく利用しており、スミスさんは当時の様子を「店内は清潔に見えたし、友人のオススメだから安心していた」と話している。
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■1か月半後に吐血
それから1か月半ほどとなる1月10日、スミスさんはひどい腹痛を訴え、食欲も減り、翌日には嘔吐した。食あたりだろうと軽く考えていたが症状は治らず、数日後には血を吐いてしまった。
姉に付き添われて病院へ急いだスミスさんは、検査により劇症B型肝炎による肝不全が起きていることがわかり、即入院となった。
それまで健康診断で問題を指摘されたことがなく、医師は、鼻に穴を開けたピアッサーからB型肝炎ウイルスに感染した可能性があると説明したという。