朝霞市の給食で児童ら7人の歯が欠ける 前日にも期限切れドーナツが出された謎を直撃
硬すぎた皿うどんが出された原因とは。期限切れドーナツを児童自ら発見。
■一部の確認を怠る
朝霞第5小学校では、その前日にも期限切れのドーナツが出されていた。このドーナツを納入したのは公益財団法人埼玉県給食会。6年生を対象にした卒業記念の「リクエスト給食」を実施するために、ドーナツを希望した25人分がハーベストネクスト側に運ばれた。
20個は箱に入っており、残りの5個は袋に入った状態だったという。担当者は20個の箱入りのほうは、賞味期限を確認したが、残りの5袋の確認を怠った。5袋のうち2袋は児童が食べてしまい、残りの3袋については児童自らが期限切れを発見。
幸い食べてしまった児童に、体調不良などは起きなかったそうだ。
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■ダブルのミスが生じた
学校給食課の担当者は「納入業者と調理業者の両方でミスが生じてしまった。発生状況を確認し再発防止策に取り組む」と話す。
また、ハーベストネクストはしらべぇ編集部の取材に対して「なぜこのようなことが起きてしまったのかを現在調査中。今後、市に対して謝罪にお伺いする」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)