満島ひかり、被災者と亡き家族を結ぶ“夢”を朗読 「胸がぎゅーっと」

満島ひかり、リリー・フランキーが『天国DJ 亡き、あなたへ…』で、東日本大震災の被災者の「夢」を紹介。幻想的な世界に耳を傾ける。

2021/03/19 13:15


 

■大切な家族への言葉を

満島ひかり『天国DJ 亡き、あなたへ…』

放送を前に、満島とリリーのコメントが到着した。

満島:張りつめているけど穏やかで、天文台の中が優しい気持ちであふれていたように感じます。大切な家族への言葉を読む役割は、怖かったですが、何にもかえがたい時間でした。


日常が突如として様変わりする。大切な人の肉体が突然なくなる。10年前の3月11日から続く、一人ひとりの想いを言葉にしていただき、そしてその想いをリリーさんと私が声にする、不思議で胸がぎゅーっとする時間でした。


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■思い続けることの大切さ

リリー・フランキー『天国DJ 亡き、あなたへ…』

リリー:亡きあなたを思うこと、思い続けることの大切さを思い知らされました。自分も、そうありたいです。プラネタリウムで、あの日の夜空を見ながら、夢の物語を読ませていただきました。亡きあなたは、そんなに遠くないところにいてくれているなって気がしますよね。


僕は、兄弟もいないですし、両親も亡くなって、家族もいないので、言ってみれば、天涯孤独。でも今回、夢を寄せてくださった方たちとお話しさせてもらって、僕にも思う人がいるんだなって。なんかむしろ豊かなのかも、と思わせていただけました。

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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ

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