磯村勇斗、いわゆる「若手イケメン俳優」らしからぬ地道で泥臭い人生
磯村勇斗が、21日放送の『情熱大陸』(MBS・TBS系)に出演。進むべき道筋を見失いかけていた俳優が、悩みもがいた末に新たにした覚悟とは。
■何のために俳優をやっているのか
2015年に戦隊ヒーロードラマで念願のレギュラー出演をつかんでから6年、磯村には次々と作品のオファーが舞い込んでいた。取材を初めて間もない今年1月には、ドラマと映画で4本の作品を並行して撮影。連日違う役として現場に立ち続ける日々で、磯村の中に感じたことのない葛藤が芽生え始めていた。
「自分は何のために俳優をやっているのか…」。作品が重なり全ての役に100%で向き合えない苛立ち、噛みしめる間も無く自分の中を次々と作品が通り過ぎていく不安。
「このままでは俳優として腐ってしまう」「自分は俳優に向いていない」剥き出しの感情をカメラに語る姿は、完璧を求める性格が故に理想と現実のギャップに苦しんでいた。
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■狂気すら感じる情熱
今月、磯村は故郷の静岡・沼津にいた。訪れたのは俳優を夢見るきっかけとなった自主制作映画のロケ地、そして劇団で初めて立った思い出の舞台。数年ぶりに手にした当時の台本には、狂気すら感じる彼の情熱が刻まれていた。
進むべき道筋を見失いかけていた俳優が、悩みもがいた末に新たにした覚悟とは。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)