『エヴァンゲリオン』博多人形が話題 わずか9セット豪華限定版の中身を直撃
400年以上もの歴史がある博多人形が、エヴァンゲリオンとコラボできた訳とは…
エヴァンゲリオン公式は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』大ヒット御礼舞台挨拶を、28日に新宿バルト9で行い、全国334の劇場へ同時生中継すると発表した。そんな中、エヴァンゲリオンの博多人形が登場し話題を呼んでいる。
■豪華限定エディションの博多人形
アートとエンターテイメントの総合プロデュースファクトリー「Zero-Ten」(福岡市)は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開を記念して、博多人形師・中村信喬(しんきょう)氏の制作による博多人形「エヴァンゲリオン」を発表。
20日から特設サイトで受注予約販売を開始した。キャナルシティ博多のオリジナルプロジェクションアニメに登場する、エヴァンゲリオン4体が登場するシーンをモチーフとした博多人形の「豪華限定エディション」となっている。
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■しばりがないからこそのコラボ
博多人形の歴史は古く、今から400年以上も前の江戸時代初期、福岡の地に伝来し、黒田藩が集めた陶工の中から始まったといわれている。
そんな博多人形を100年以上に渡り作り続ける中村人形。伝統工芸にはさまざまな規定があり作られることが多いが、博多人形は、粘土を素焼きして着色した福岡発の人形『NINGYO』という定義以外には何もしばりがないことが大きな特徴だ。
だからこそ実現したこのコラボレーションは、脈々と受け継がれる伝統工芸の技に裏付けられている。