東京都、22日のコロナ新規感染者は187人 2週連続の前週比増で2月中旬の水準に
7日間移動平均の前週比は12日連続で100％を超え、増加傾向が続く。花見シーズンに警戒する声も。
東京都福祉保健局が発表した22日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、187人となった。重症者数は前日から変わらず47人、65歳以上の新規感染者数は30人減少して38人だった。
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■2月中旬をも超える
2021年以降の月曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月8日の116人。ここを底として2週連続で増加に転じ、今週は12人増加した。2月22日の178人をも上回る水準だ。また、20日以降3日連続で前週同曜日を上回る状態が続いている。
なお、前日と比較すると69人の減少となった。
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■移動平均は2日連続で300人超え
また、直近7日間の移動平均は303.9人と2日続けて300人を超え、対前週比では105.3%。12日連続で100％を上回っている。感染拡大に歯止めがかからない状況だ。
また、年代別では、20代が最も多く39人、40代が35人、30代が29人と続く。男女別では男性100人に対して女性は87人。参考となる3日前（3月19日）のPCR検査実施件数は、2,968件と発表されている。東京都の累計感染者数は117,704人となった。
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■「来週以降は激増？」と不安も
今日からは全国で国の緊急事態宣言が解除されているが、ネット上では「増加傾向は明らかだ」「お花見のシーズンになるし来週以降は激増するのではないか」と不安の声が目立つ。
しらべぇ編集部が3月20〜21日に実施したツイッターユーザー対象の調査でも、「宣言解除で1都3県の新規感染者は激増すると思う」と答えた人が66.2％に及んだ。
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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）
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