LINE出澤社長が個人情報流出問題で会見「保険証データ流出」は完全否定できず
23日夜、LINEの情報管理問題について出澤社長が謝罪した。記者からは質問が殺到している。
■21年9月にすべてのデータが国内に
今後の改善点として、中国からの完全アクセス遮断、トークデータの完全国内移転を発表した出澤氏。
その他にも、ユーザー向けのプライバシポリシーの改定や、データ・セキュリティーのガバナンス体制と情報保護の強化を行い、ユーザーが安心して利用できる環境を作っていくという。すべてのデータが国内に移行するのは、21年9月を予定している。
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■すべての事業を日本に移管する
会見後半には質疑応答となり、記者から「ユーザーにとっては嘘をつかれたと感じたのでは」という質問が飛ぶ。出澤氏は「反省すべき点。クリアで明快なコミュニケーションをユーザー様とできていなかった」と憔悴した様子で語った。
ほかにも「中国での情報漏えいについて、他国で同様事例はないのか」と質問があがると、「現時点では確認していません。今後は正しい情報の開示をしっかり行い、信頼回復をしていきたいと考えています」と説明した。
今後はすべての事業を日本に移管をして、ユーザーの信頼回復に努めるという。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)