東京都、26日のコロナ新規感染者は376人 緊急事態宣言解除に疑問の声も
7日間移動平均の前週比は111.2%。16日連続で100%を超え、前週と比べて確実に増加が続いている。
東京都福祉保健局が発表した26日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、376人となった。重症者数は前日から4人増加して45人、65歳以上の新規感染者数は16人減少して83人だった。
■前週比で73人と激増
2021年以降の金曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月26日の270人。3月以降は一貫して300人台で推移し、今週は73人と大きく増加した。
なお、前日と比較すると18人減少した。
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■移動平均は330人超え
直近7日間の移動平均は330.3人と6日続けて300人を超え、対前週比では111.2%。16日連続で100%を上回った。前日との比較でも3.5ポイントと大きく上昇している。
また、年代別では、20代が最も多く88人、40代が68人、30代が51人と続く。男女別では男性214人に対して女性は162人。参考となる3日前(3月23日)のPCR検査実施件数は、8,303件と発表されている。東京都の累計感染者数は119,231 人となった。
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■「山梨モデル」への羨望も
緊急事態宣言が解除される前から新規感染者が増加し続けている状況に、ネット上では「緊急事態宣言を解除した責任は大きい」「東京五輪は止めたほうがよいのではないか」といった声が目立つ。
また、「東京がこれだけ増えているのにお隣の山梨県はすごい」と、山梨モデルとも呼ばれる緻密な対策を評価するコメントも見られた。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)