本日開幕のプロ野球、今季の変更点とは ネットでは感染拡大を心配する声も…
今年も例年とは違ったシーズンになりそうだ…。
本日開幕するプロ野球。昨シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて6月19日の開幕となったが、今シーズンは春季キャンプ、オープン戦と順調に消化し例年通りのスケジュールとなった。
■今シーズンは9回で打ち切り
大きな変更点として、政府や自治体の営業短縮要請を踏まえた措置で、延長戦は行わず9回で打ち切り。これにより引き分けの試合が増加することが予想されるので、投手の起用法など各球団の監督の采配にも注目が集まる。
また、昨シーズンは120試合に短縮されたが、今シーズンは例年通りの143試合に戻る。18試合の交流戦、各リーグ上位3球団によるクライマックスシリーズも開催する方針だ。
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■各球団の観客数の上限は?
首都圏の1都3県に本拠地を構える5球団(巨人、ヤクルト、DeNA、ロッテ、西武)は、21日の緊急事態宣言解除を受けて、観客数の上限を5,000人から1万人に引き上げることに。
一足先に解除された愛知・関西・福岡に本拠地を構える4球団(中日、阪神、オリックス、ソフトバンク)も上限を1万人としている。そして、広島は1万6,500人、楽天は1万5,600人と収容人数の50%に設定。
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■感染拡大を心配する声も
26日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者は376人、対前週比で111.2%の増加傾向。プロ野球で観客を入れることにより、感染拡大を心配する声もあがっていることも確か。
そこでしらべぇ編集部は、公式ツイッターアカウントで「プロ野球開幕と新型コロナウイルスの感染拡大」についてのアンケートを実施したところ、全体の46.7%が「感染拡大が心配」と回答。観客同士のクラスター感染が発生せず、無事にシーズンが消化されてほしいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
調査期間:2021年3月24日~2021年3月25日
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