神奈川県厚木市で黒煙が舞い上がる火災　消防10台以上出動し目撃者は「すごい匂い」

26日午後2時ごろ、神奈川県厚木市下川入で火災が発生した。近くには幼稚園・小学校・高校・大学などがある。しらべぇ取材班は目撃者と消防から話を聞いた。

■廃タイヤと廃プラが炎上

厚木市消防本部によると、午後2時06分に厚木市下川入で「黒煙があがっている」という119番通報が複数入った。消防署や消防団から10台以上の車両が出動し、消火にあたっている。午後3時40分現在、鎮火の前段階にあたる鎮圧にもいたっていないという。

現場からは、「廃タイヤと廃プラスチックが燃えている」という報告が入っているが、けが人はいない。現場は中津川のそばで、近くには学校給食センターや神奈川工科大学がある。

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■匂いがかなり強かった

火災を目撃した中村さんは「現場では爆発が起きており、匂いもかなり強かった」と話す。火の勢いも強く、熱さもかなり感じたそうだ。

https://twitter.com/83family_1227/status/1375328635448528900?s=20

しらべぇ取材班は、この火災に関する投稿をSNS上で140件以上確認。「すぐそばの老人ホームは大丈夫か」といった心配する声や「あのあたりは産業廃棄物を扱う業者が集まっている」、「あまりに煙がひどくて、変な雲にみえる」といった声があがっている。

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■放火が依然として多い状態

総務省消防庁によると、2020年（1～9 月）の放火及び放火の疑いによる火災は、3,032件で、全火災の11.7%を占めている。依然として高い割合で起きているとして注意を呼びかけている。

件数が多い都道府県の順は、東京都481件、神奈川県261件、埼玉県226件、愛知県194件、大阪府187件となっている。

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（取材・文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）