吉野家、最強の焼肉屋として頭角あらわすも… 発売2日で予想外の事態に悲鳴が
牛丼チェーンの代表格として名高い「吉野家」だが、ここ最近は焼肉屋としての側面も決して見逃せない状態になっている。
「吉野家」といえば、牛丼チェーンを代表する存在と呼んでも過言ではない。近頃そんな吉野家が、優秀な焼肉屋として急成長を遂げていることをご存知だろうか。
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■店頭の「告知」を見て衝撃
記者が吉野家を「焼肉屋」と認知し始めたのは3月上旬の頃。店舗の入り口付近にて「うまい焼肉できました」という心踊るフレーズと、見ただけでその美味しさが伝わってくる「牛焼肉定食」の写真がデザインされたポスターを発見したのだ。
定食やカレーメニューが充実している「松屋」や、バリエーション豊かな「すき家」とは異なり、吉野家へ行く客の大半はクラシックでスタンダードな牛丼の味を求めている人が多いはず。
しかしこちらの告知を皮切りに、吉野家は焼肉屋としての魅力を次々と開花させていくのだ。
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■肉と米のハーモニー
ここで少し話が逸れてしまうのだが、人によっては年齢と共に、焼肉との付き合い方が変化していくもの。
かつては「焼肉には絶対白飯を合わせる」と心に決めていた人の中にも、「米よりビールと合わせた方が美味い」「年齢と共に米を食べるのが辛くなってきた」などの理由から、いつしか焼肉を食す場で米を敬遠し始めた…という経験がある人は決して少なくないだろう。
しかし吉野家では今年の1月末から、そんな人々にかつての情熱を取り戻させると言わんばかりに、定食メニューのご飯増量・おかわり無料を実現させている。
こちらの経緯について吉野家広報に話を聞いてみたところ、「吉野家=丼ものというイメージが強く、定食メニューの認知向上を図りたかったためです」「定食のごはん増量・おかわり無料をきっかけに『吉野家の定食』を体験頂ければ必ず満足していただける自信があります」という力強いコメントが返ってきた。
ただでさえ白米が進む「牛焼肉定食」と、こちらのキャンペーンはまさに最高の相性である。