首都高湾岸線でトレーラーが炎上・消防6台出動 目撃者などに現場状況を聞いた

首都高湾岸線で車両火災が発生し積んでいた車両にも延焼。この事故の影響で2車線規制。

2021/03/27 11:00

首都高速・事故
(画像提供:mamikoさん)

27日午前7時半ごろ、首都高湾岸線千鳥町出口約500メートル手前で、トレーラーが炎上した。しらべぇ取材班は、消防等から現場の状況を詳しく聞いた。



 

■積載車両に燃え移る

浦安市消防本部によると、27日午前7時40分に「首都高湾岸線でトレーラーのタイヤ付近が燃えている」との119番通報が入った。消防車両6台(うち救急車1台)が現場にかけつけると、トレーラーの積載車両に火が燃え移っていたという。

幸いけが人はなく午前8時34分に鎮圧したが、鎮火までにはしばらく時間を要す見込み。市川市消防局からも調査車両が出動しており、詳しい原因を調べる予定だ。


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■ボンボンという爆発音も

日本道路交通情報センターによると、この事故の影響から午前8時40分現在、2車線を規制しているため2キロ渋滞している。車線規制解除までには、しばらく時間がかかるという。

また、しらべぇ取材班はこの事故に関する投稿を44件確認。「火の勢いがすごくて、恐ろしかった」、「運転手は大丈夫だったのか」、「反対車線を通るだけでも熱かったし、ボンボンという爆発音も聞こえた」といった声があがっている。


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■万が一車両火災が発生した場合

総務省消防庁によると、2019年の車両火災件数は3,585件で、原因別では「排気管」614件(17.1%)、「交通機関内配線」329件(9.2%)、「電気機器」236件(6.6%)、「放火」176件(4.9%)、「たばこ」169件(4.7%)の順となっている。

万が一車両火災が発生した場合の対処法について、JAFは「走行中であればハザードランプを点滅させて後続車に対し、緊急事態が発生したことを伝える」。

「次に、路肩側に停止して携帯電話などで119番に通報するとともに、みずからが危険にさらされない範囲で初期消火に努めること」とアドバイス。車載用消火器は、自動車用品店で約8,000円~2万円で販売されている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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