「春の嵐」で花見客も控えめ 東京・上野公園の混雑ぶりとマナーは…
朝から強い風が吹き、昼前からは強い雨も降り始めた東京。上野公園や不忍池を訪れた花見客の様子は…
桜が満開となってから初の週末を迎えている東京。27日昼にしらべぇ編集部が取材した中目黒駅近くの目黒川沿いは、駅前から一方通行への協力を求める警備員が数多く立ち、ソーシャルディスタンスもほぼゼロに近い密集・混雑ぶりだった。
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■上野の花見客は少なめ
一方、28日は天気が崩れる予報となっており、朝から曇りで風が強かったせいもあってか、花見客の人出は控えめ。東京・上野の不忍池には、午前中から花見客の姿が見られたが、一番人が多いエリアでもそれほどの混雑は見られなかった。
ベンチに座る人たちはいたものの、シートなどを広げるグループは見られず、新しい様式での花見を楽しんでいたようだ。
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■中目黒と異なり「一方通行」も遵守
上野公園の山を貫く桜通りは、今年は「右側一方通行」がルールに。また、例年は沿道にシートを敷いてお花見するグループが多いが、今年は禁止されている。
今朝はそれほど混雑していないこともあってか、一方通行のルールを無視する人はほとんど見られず、歩きながら満開の桜を眺める人が多く訪れていた。
昨日、編集部が取材した目黒川沿いも「歩行者一方通行」のルールが掲示されていたものの無視する人たちが多かった状況と比べると、大きな差も感じられた。
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■今朝がお花見ラストチャンスか
上野では、11時前後から強い雨が降り出し、朝からの風も相まって春の嵐のような状態に。満開を過ぎて桜吹雪が舞う様子も美しかったが、咲き揃った桜を楽しむのは、昨日と今日の午前までがチャンスだったかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)