『エヴァ』舞台あいさつに声優14人が登壇 「この作品はアニメではない」

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の豪華舞台あいさつが28日行われた。同作に関する舞台挨拶は24年ぶり…!

シン・エヴァンゲリオン劇場版

劇場版アニメ『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の舞台あいさつが28日、東京・新宿で行われ緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子らメイン声優14人が登壇しアフレコ時の裏話などを披露した。

エヴァシリーズの舞台あいさつとしてメインキャストが勢揃いするのは1997年以来24年ぶり。会場となった新宿バルト9はファンの熱気であふれていた。

※前例左から、勝杏里(多摩ヒデキ役)、立木文彦(碇ゲンドウ役)、林原めぐみ(アヤナミレイ=仮称=役)、緒方恵美(碇シンジ役)、宮村優子(式波・アスカ・ラングレー役)、岩永哲哉(相田ケンスケ役)、岩男潤子(鈴原ヒカリ役)、後列左から、伊瀬茉莉也(北上ミドリ役)、優希比呂(日向マコト役)、長沢美樹(伊吹マヤ役)、山口由里子(赤木リツコ役)、三石琴乃(葛城ミサト役)、山寺宏一(加持リョウジ役)、石田彰(渚カヲル役)。


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■さらば、全てのエヴァンゲリオン

シン・エヴァンゲリオン劇場版

1995年10月4日に、テレビアニメとして登場した『新世紀エヴァンゲリオン』。2007年からは劇場版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007年)が公開され、以降『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009年)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012年)とヒットを記録し続けてきた。

その集大成となるのが本作で、完結篇としてだけではなく、単なるアニメーションの枠を超越し普遍的なエンターテインメントの領域に入ったと高く評価されている。


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■24年ぶりの舞台あいさつ

シン・エヴァンゲリオン劇場版

2019年7月6日に「0706作戦」として、パリ、ロス、上海、日本で、作品の冒頭10分40秒のみが公開され世界150万人が熱狂。作品への期待感が極限まで高まっていた。

新型コロナによる上演延期を経て、2021年3月8日に本篇公開されると、興行収入累計や観客動員数ともに最高記録を更新する大ヒットに。公開から7日間で興行収入33億円、観客動員数219万人と絶好調で、今回はこうした状況への感謝を込めて「大ヒット御礼舞台あいさつ」として行われた。

イベントは、碇シンジを演じる緒方恵美の感想から始まった。「エヴァンゲリオンシリーズの舞台あいさつは24年前、旧劇場版のあいさつをしたきり。新劇場版でもキャストの舞台あいさつはなかった。だから今日はとても楽しみ。みなさんも楽しんでください」と現在の心境を吐露した。

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■コロナ禍の弊害も
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