大阪市立病院看護師がワクチンや注射器を盗み自身の子供3人に接種 病院機構に聞いた
看護師の行為は警察にも相談し、保健所にも報告済み。いったい何が起きていたのか。
■警察にも相談
病院機構の担当者は、「女性看護師の行った行為は、窃盗と判断。警察にも相談し保健所にも報告済み」と話す。しかし、実費弁償をしたことと、十分な反省がみられることを考慮し刑事告訴はしない方針。
現在は市立総合医療センター看護部で、係長級看護師として勤務する女性看護師に対して、停職3ヶ月の懲戒処分を下した。一般的に停職3ヶ月は公務員としては重い処分になる。また、上司だった課長級看護師を口頭注意とした。
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■医療職にあるまじき行為
病院機構は「このたびのことは、医療に携わる医療職にあるまじき行為である」とし、「2度とこのようなことが起こらないように自覚を持って行動し、信用失墜行為につながる行為は厳に慎むよう職員全員に周知徹底を図った」とコメント。
さらに「全力で再発防止に取り組み、市民・患者の皆さまの信頼回復に努めてまいります」としている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)