「#教師のバトン」に教師の不満が続出 加藤浩次の指摘に納得の声
文部科学省が主導で行なっているハッシュタグ「教師のバトン」に現役教師から不満の声が…。
29日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、文部科学省が主導して開始したハッシュタグ「教師のバトン」について特集。番組MC・加藤浩次の指摘に、視聴者からの納得の声が寄せられている。
■「教師のバトン」に不満の声が
教師の不足を解消するべく、文部科学省が主導して、教師のリアルな日常や魅力をツイッターで募集したハッシュタグ「教師のバトン」。教師のさまざまな本音を「バトン」で繋いでいく仕組みで、学校長など所属長の許諾なしに匿名で投稿してもよい。
元々、教職の魅力を伝えるべく始まった企画なのだが、実際に投稿された内容には、「1歳児がいるのに、誰もいないからって理由で運動部の正顧問をもたされる」「人間らしい生活もままならないのに、人の教育ができますか?」といった現役教師からのネガティブな意見が相次いだ。
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■改革を加速化させる必要性
教師からの不満の声があがる現状に、教師志望の学生からは「このタグで検索したら、やっていける自信をなくした」「もう教員あきらめようかな…」との声もあがっている。
これらの声を受け、「教師のバトン」プロジェクトの公式ホームページは、「投稿を拝見し、教員のみなさんの置かれている厳しい現状を再認識するとともに、改革を加速化させていく必要性を強く実感しています」とコメントを発表した。