札幌市場外市場の火災で消防27台・ヘリ1機が出動 目撃者から話を聞いた
札幌市の中央卸売市場場外からものすごい煙が。市内では昨年3件の連続放火事件発生。
30日午後3時半すぎに、札幌市中央区の中央卸売市場場外の建物から火がでた。しらベぇ取材班は、目撃者・消防などから話を聞いた。
■情報収集のためヘリも出動
札幌市消防局によると、30日午後3時40分頃「場外市場から煙があがっている」という119番通報が複数入った。消防車両27台(うち救急車2台)と情報収集用のヘリコプター1機が出動。懸命の消火活動が続いているが、近隣の店舗にも燃え広がっている。
午後4時40分現在、鎮圧・鎮火にいたっておらず、今のところけが人の情報は入っていない。中央卸売市場場外は年中無休で、午前6時から午後3時まで営業しており、出火当時シャッターが閉まっていた。
現場周辺には複数の店舗が立ち並んでおり、はま寿司や西松屋といったチェーン店や札幌市農協もある。
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■「煙がのどが痛い」
現場をたまたま通りがかったにょんにょ(はと)さんは、「150メートルほど離れていても、焦げ臭いです。その場にいると、のどが痛くなります」と話す。
https://twitter.com/KB2102077/status/1376794535263563779?s=20
しらべぇ取材班は、この火災に関する投稿をSNS上で106件確認。「炎の勢いが半端ない」、「上空をヘリが複数飛んでいる」、「煙がすごくて目が痛い」といった声があがっている。
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■昨年には市内で連続放火事件
近隣の札幌市中央卸売市場の職員は、しらべぇ編集部の取材に対して「煙がすごく、現在情報を集めているところ。場外市場とは直接の関係はないが、今後の影響などについてはまだわからない」と述べた。
札幌市では、2020年10月に3件の連続放火事件が発生。清田区と厚別区でいずれも灯油ホームタンクの配管が切断され、火をつけられている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)