大阪市職員「どアホ、土下座して謝れ」などのパワハラ・マタハラ 人事課に詳細を聞いた

大阪市の課長が行ったパワハラ・マタハラに対して、被害者は「精神的にきつかった」。

2021/03/31 14:45



■聴取に対して虚偽の報告

健康局保健所管理課の男性課長(59)は、2017年10月から2020年7月にかけて、勤務時間中に職場のパソコンを用いて、ポイントを貯めることができるインターネットサイトに合計2,000時間を超えてアクセス。

当該サイトで貯めたポイントの一部を、経済的価値を持つポイントへ交換した。また、発覚後当該職員を聴取したところ、「ポイントを貯めて交換したことはない」とうその報告をした。


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■対策をすり抜けた

自治体によっては、業務用のパソコンからツイッター等へのアクセスができないように設定してあるところもある。担当者は「一応の対策を講じてはいたが、それをすり抜けた」と話す。市は当該課長を停職3ヶ月の懲戒処分とした。

全国的に自治体職員がパワハラ等で精神的に病んでしまい、入院するケースも多くある現状。人事課は「一人ひとりの職員が勤務時間の内外を問わず、公務員としての自覚を持って行動し、信用失墜につながる行為は厳に慎むように職員全員に周知徹底を図る」とコメントした。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

パワハラマタハラワクチン大阪市懲戒処分
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