”野菜の王様”もやしを美味しく食べられる超簡単な方法が話題 メーカーを直撃した
水だけで栽培されるもやし。地域によって流通している種類が違うことも特徴。
■昔ながらの黒豆もやし
関西地方で一般的に流通しているのが、昔ながらの「黒まめもやし」。黒まめはあずきの仲間で、主にインドで食べられている「ナン」の原料として使われている。豆特有の甘みとシャキシャキとした食感が特徴。
地域によって主に流通している種類が違っているのも、もやしの特色。また、韓国料理に使われているのは、大きな豆のついた「大豆もやし」だ。
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■水が命のもやし栽培
豆類の種子から作られるもやしは、もともと良質なたんぱくを含んでいる。また、野菜の王様と呼ばれてる理由はその発芽パワーにあり、大豆もやしの場合、種子の状態ではほとんど含まれていないビタミンCが発芽後には5倍になる。
さらにビタミンB2も3倍に増加し、近年注目を浴びているアミノ酸の一種「アスパラギン酸」が、発芽によって生成されることが科学的に証明されている。
最後に富士食品工業担当者は、「もやしは水だけで育てているため、それこそ水が命。そのため、あえて標高が高い場所に日光工場をつくり、日光の名水を地下からくみあげて使っています」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)