西武、今季初先発の今井投手が好投 主力が離脱する野手陣はレギュラー争い激化

山川内野手、栗山外野手が離脱も絶好調の若獅子たちが牙を研ぐ。注目は、高木外野手と渡部内野手。

2021/04/01 18:20


本日で開幕から2カードを消化するプロ野球。埼玉西武ライオンズは、3勝1敗1分けで3位と好調な滑り出しをみせている。



■150km/h台を連発した今井投手

西武ライオンズ 今井達也

昨日(31日)の北海道日本ハムファイターズ戦、今季初先発となった今井達也投手は、6四球を出しながらも5回無失点の好投。

自身に勝ち負けはつかず試合も1対1の引き分け。毎回ランナーを出す不安定な面もあったが、ボール自体は一級品。150km/h台のストレートを連発して8三振を奪った。


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■ファームにも良い打者がそろう

野手は、山川穂高内野手が左足の痛み、栗山巧外野手は下肢の張りを訴えて登録抹消。その代わりに1軍昇格即スタメン(8番・一塁)となった台湾出身の呉念庭(ウー・ニェンティン)内野手が、5回に右翼席にソロホームランを放った。

この日は1点に終わってしまったが、超強力打線を誇る西武はファームにも良い打者がそろう。プロ4年目21歳の高木渉外野手は打率5割3分3厘、ドラフト1位ルーキーの渡部健人内野手はすでに4ホームランと圧倒的な成績を残す。その他にも、愛斗外野手、綱島龍生内野手など絶好調の若獅子が1軍昇格を狙っている。


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■今後のレギュラー争いに注目

中心選手である山川内野手と栗山外野手の戦線離脱は痛手だが、代わりに出場した選手がその穴をきっちりと埋めている西武。

埼玉西武ライオンズ・タイシンガー・ブランドン大河

昨日ホームランを放った呉内野手、ルーキーながら1軍で存在感をみせているブランドン内野手。ファームで高木外野手、渡部内野手などの選手が控えており、今後のレギュラー争いから目が離せなくなってきた。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

プロ野球山川穂高埼玉西武ライオンズ
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