あずきバーにミルキーも? 累計100万個突破のコラボ線香メーカーに人気の秘訣を聞いた
故人に想いをめぐらす線香とロウソク。かつて好きだったものをそなえることで…
日本の線香の歴史は、飛鳥時代に伝わった香りの文化が始まりといわれている。室町時代には公家の贈答品として用いられ、江戸時代になると一般家庭にも普及していき、今の棒状のような原形ができた。
そんな中、なじみ深いロングセラー商品と線香とのコラボが話題を呼んでいる。
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■癒やしのお香としても
線香の香りは、故人にとっての食べものであると考えられており、「故人が好きだったものをささげたい」との想いから、カメヤマ(大阪市)がコラボシリーズを企画。現在誰もが一度は口にしたことがある商品とコラボし、10種類を販売中だ。
シリーズ累計100万個突破のヒット商品となり、供養用途だけにとどまらず、癒やしのために部屋にたくお香としても、多く利用されるようになっている。
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■違った中身を楽しめる
それぞれの線香の箱の中身は違っており、サクマドロップスコラボ線香では、本家ドロップス缶と同じように違う線香が4種入っている。