東京都、2日のコロナ新規感染者は440人 3日連続で400人超え第4波の懸念も
7日間移動平均の前週比は381.4人。23日連続で対前週比100%を超え、増加の勢いが止まらない状況だ。
東京都福祉保健局が発表した2日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、440人となった。重症者数は前日から1人減少して43人、65歳以上の新規感染者数は26人減少して61人だった。
■3日連続で400人台に
2021年以降の金曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月26日の270人。以降は300人台で推移してきたがついに400人台を突破し、今週は64人増加した。
なお、前日と比較すると35人減少している。
関連記事:東京都、27日のコロナ新規感染者は430人 前週比88人増で花見客への懸念も
■移動平均は380人超え
直近7日間の移動平均は381.4人とついに380人を超えた。対前週比では115.5%とやや減少。なお、23日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が最も多く115人、40代が78人、30代と50代が63人と続く。男女別では男性249人に対して女性は191人。参考となる3日前(3月30日)のPCR検査実施件数は、7,934件と発表されている。東京都の累計感染者数は121,901人となった。
関連記事:東京都、29日のコロナ新規感染者は234人 「増える一方」と苛立ちの声も
■「変異株抑えられるのか」と懸念も
大阪・兵庫・宮城の各府県には蔓延防止等重点措置の適用も正式決定されたが、東京でも拡大がやまない状況に対してネット上では「周りにも体調の悪い人が多い」「オリンピックは無理ではないか」といった不安の声が目立つ。
また、変異株が増えているとの報道に対しても「変異株を抑えられるとは到底思えない」といった懸念も見られた。
・合わせて読みたい→東京都、12日のコロナ新規感染者は304人 4日連続の前週比増で宣言延長への不安も
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)