矢沢永吉が若きアーティストを前に語る ロックとお金と人生
『NHK MUSIC SPECIAL』がスタート。矢沢永吉が登場し、若きアーティストを前に「矢沢塾」を開講した。
■また元の場所に戻って音楽をやりたい
矢沢の活動に詳しい音楽情報誌の記者は下記のように語った。
「コロナ禍でライブ活動ができなくなって一番苦悩しているのが矢沢自身ではないでしょうか? 2019年の11月、矢沢は47年間の歌手生活ではじめて体調不良でライブツアーを中止しています。
リベンジを果たそうと企画した2020年4月からのツアーも、感染拡大のために全公演が中止されました。それから1年が過ぎてもライブ再開のめどが立たない状態です」(音楽情報誌記者)
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■まだ、俺、歌いたい
番組終盤、MCのホラン千秋が「これをやったら、もうロックをやめてもいい目標はありますか?」と尋ねると、矢沢は体にあちこち悪いところ、痛いところは出てきているが、「ライブやるよ」と言っている自分が一番快適だと語る。
「矢沢永吉」という看板を背負って、自分でも面倒くさいと思うが、今まで歌い続けてこれたことに感謝しながらも、それが自分の人生で「まだ、歌いたい」と矢沢。
その後、「ちょっと、かっこよすぎるね」と照れ笑いする姿がまた、かっこいい。参加したミュージシャンも大いに刺激になったようで、矢沢の言葉を噛みしめていた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)