「崇められる長老ワニを仕留めてお財布に」 有名トロフィーハンターに批判殺到
トロフィーハンターが支払ってくれる大金は、アフリカの貧しい地域の人々にとっては大事な収入源だ。
米国のある女性トロフィーハンターが、ザンビアで地元民が長年崇めてきた長老のワニを銃殺。それをSNSに笑顔で報告し、世間のひんしゅくを買っているようだ。『Mirror』『CNN』など英米の大手メディアが続々と伝えている。
■「戦利品」として誇示
米国・フロリダ州出身の33歳の美人ハンター、ラリサ・スウィトリク(LarysaSwitlyk)さん。そんな彼女に「良心のかけらもない冷酷非道さ」と批判が殺到している。
ラリサさんは、家畜や農作物などに被害を与える動物の「駆除」ではなく、仕留めた動物を「戦利品」として誇示することを楽しむトロフィーハンターで、カナダの狩猟専門にも出演している。
これまでビッグ5(ライオン、ヒョウ、ゾウ、サイ、バッファロー)を含む116種類の動物を殺した経験があるという。
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■「お財布に」と笑顔で報告
そのラリサさんがザンビアに滞在し、地元民が崇め奉っていた60歳のナイルワニを仕留めた。体長は4.5メートルもあると自慢し、SNSで嬉しそうに「お財布にする」と報告している。
しかし、その写真は地元の人々を激怒させた。ナイルワニの若い雄は血気盛んなことで知られ、長老の雄のワニの存在は、彼らの暴走を抑えるうえで大切な役目を果たしていたからだ。