精子の減少で自然な子作りはあと25年が限界か 環境ホルモン研究の権威が警告

カップ麺は陶器に移して熱湯を。プラスチックの食器を温めることは、できるだけ避けたいものだ。

2021/04/04 18:00

妊娠・夫婦
(Prostock-Studio/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

米国の名門医科大学で環境医学および公衆衛生学を教える傍ら、数十年にわたり、いわゆる環境ホルモンの害について調査研究を進めてきた女性教授。このほど「自然妊娠を期待できるのは2045年までかも」と論じ、波紋を広げている。

『Children’s Health Defense』や英紙『The Guardian』ほかが報じた。



 

■危険なプラスチック依存

現在のようなプラスチック依存の暮らしが続けば、この地球上の生き物の精子の減少は食い止められない。長年にわたりそう主張してきたのは、米国・ニューヨーク市の名門「マウントサイナイ医科大学」で、環境医学および公衆衛生学を教えているシャナ・スワン(Shanna Swan)教授。

教授は「もちろん他の要因も考えられるが」と言い添えている。しかし、プラスチック製品、化粧品、殺虫剤、電子機器などにごく微量含まれる環境ホルモン(正しくは外因性内分泌かく乱物質)の体への蓄積は、精子減少とおおいに関連性があると主張してきた研究者のひとりだ。


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■性ホルモンを変化させる

そのスワン教授が、2月23日に著書『Count Down:How Our Modern World Is Threatening Sperm Counts, Altering Male and Female Reproductive Development, and Imperiling the Future of the Human Race』を出版。

そのなかで、このままでは2045年には男性のほぼ半分が無精子となり、ほかの多くの男性も不妊に苦労するだろうと論じた。2017年のデータと曲線のメタアナリシスから、そう予想されるという。

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■親の生活様式で胎児にも影響

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