DeNA、やっとつかんだ今季初勝利 牧内野手の打撃内容にファンが興奮するワケ
ルーキーながら打率4割5厘と圧倒的な成績を残す牧内野手。今のDeNAに必要不可欠な選手となった。
横浜DeNAベイスターズは4日、本拠地・横浜スタジアムで12球団最後となる今季初勝利を記録。待ちに待った瞬間にファンからは歓喜の声があがった。
■ピンチを迎えても踏ん張りきった投手陣
プロ野球開幕から9試合目、これまで良い試合をしながらも勝利が遠かったDeNA。打線はつながるものの、投手陣が踏ん張りきれずに負けてしまうことが多かった。
それでも4日の広島東洋カープ戦は、先発の阪口皓亮投手が5回3安打無失点の好投。8回に登板した山崎康晃投手が失点したものの、3対1で勝利。前日まで行われた8試合の平均失点数は6.375だったことから、ピンチを迎えても踏ん張りきったことが分かる。
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■主役は3度目の猛打賞を記録した牧内野手
野手陣のヒーローは、今季3度目の猛打賞を記録した牧秀悟内野手。2アウト3塁で迎えた5回には、レフトへのタイムリーヒットを放ち、勝利を大きく引き寄せた。
驚くべきは、追い込まれてもしっかりと結果を残せるところ。3点リードで迎えた7回、2ストライク2ボールと追い込まれるも、際どいコースに投じられたボールはカット。フルカウントから、真ん中低めに投じられた甘いボールを見逃さずライト前ヒットを放つ。
この選球眼の良さが、ルーキーながらセ・リーグ3位の4割5厘という高打率を残していることにつながっているのだろう。
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■ネットでは絶賛の声が続出
圧倒的な成績を残している牧内野手にネットでは、「成績だけでなく、打撃内容が本当に良い」「新人王でしょこれ」「まじで選球眼とコンタクトがすごい」など絶賛の声が続出。
今のDeNAに必要不可欠な選手なだけに、同じファーストでの起用が予想されるネフタリ・ソト内野手がチームに合流したときの起用法が注目される。現段階では今季も守ったセカンドの可能性が高そうだが、三浦大輔監督はどのような采配を振るのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)