夫より収入が高い妻はDV受難率が最大35%増 陽気で平和な国民性でも同じ傾向に

オーストラリアで、夫より年収が高い妻は家庭内暴力の被害に遭いやすいことが判明した。

2021/04/06 17:00

夫婦・DV・夫・妻
(LightFieldStudios/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

世界経済フォーラム(WEF)が、世界156カ国について男女格差を比較した「ジェンダーギャップ指数2021」の最新の順位を発表した。日本は主要7カ国(G7)で最下位の120位。

だが、近年50位以内を維持しているオーストラリアでは、統計局が発表したあるショッキングな調査結果に注目が集まっている模様だ。『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙などが報じている。



 

■より稼ぐ妻はDVに遭いやすい

オーストラリアの夫婦間の収入格差に関し、オーストラリア国立大学・経済学部のロバート・ブルイニグ博士とインジュンジェ・チャン博士が、10年にわたる調査の結果を明らかにした。

夫(パートナーを含む)より稼ぎが多い女性が家庭内で身体的あるいは精神的な暴力を受ける確率は、そうでない家庭の女性より20%高く、収入の差が開くほどにその割合も上昇。最大で35%にもなることが判明した。一方、収入の高い妻から夫への家庭内暴力は報告されていないという。


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■男女平等ではない労働環境

先週は『バンクウェスト・カーティン・エコノミクス・センター』と『ワークプレイス・ジェンダー・イクォリティ・エージェンシー』が、オーストラリアの労働環境が真に男女平等、公平になるのは26年先との見方を共同で発表した。

素朴かつ陽気な国民性で知られるオーストラリアだが、歴史・文化的にも、男性の肉体的な強さこそがあらゆる意味での「優位」「力」だと考えられてきた。26年後にはそうした精神も消滅するのだろうか。

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■ワーキングマザーの憂い
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