夜に訪れた寺院、青く光る謎の物体が… 国境を越えた「粋な計らい」に思わず感動
埼玉県・川越にある寺院を夜訪れると、何やら青白く光る物体を発見。明かりが灯った背景が、最高に粋だった。
学校や病院、寺院などの施設は、夜に訪れると途端に薄気味悪く感じられるもの。怪談やホラー映画の舞台となりがちなのも、頷けることだろう。
近ごろ埼玉県・川越市の、とある仏教系寺院を夜訪れると何やら「青い光」が見られることをご存知だろうか。
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■実際に現地へ行ってみると…
話題を呼んでいるのは、川越市小ヶ谷にある天台宗寺院・最明寺。鎌倉幕府第5代執権・北条時頼によって建立され、750年もの歴史を持つ寺院である。
そんな最明寺だが、近ごろツイッター上には多数のユーザーがこちらで撮影した「青く光る物体」の写真が多数確認されているのだ。この目で確かめてみよう…と実際に最明寺を訪れたところ、遠目からでも分かる青い光を発見。
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■予想以上にビッグサイズの光
寺で青く光るもの…と言えば、ついつい人魂を連想してしまうのは記者だけではないだろう。現地を訪れたのは18時半ごろだが、周りに明かりは少ないため、実際の時刻以上に暗く感じられる。
ぶっちゃけ今すぐにでも回れ右をしたい気持ちを押さえつけ、光の元へ近づいていくと予想以上に大きい光であることが判明。そう、こちらは光が浮遊しているわけでなく、最明寺の本堂が青くライトアップされていたのだ。
ではなぜ、寺がこのようなムーディーな空間へと変身してしまったのか。じつはこちらのライトアップは、同寺院のなんとも粋な計らいによって催されたものだったのだ。