生命保険金ほしさに… 6歳の我が子を薬物で殺害した母親を逮捕

母親の悪意により、わずか6歳で人生を絶たれてしまった男の子。天国での幸せを願う声も。

2021/04/07 16:45

母と息子
(spukkato/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

アメリカ・テキサス州で、生命保険をかけた幼い我が子に危険な薬物を少しずつ与え、殺害した疑いで、25歳の母親が起訴された。現地メディアの『CBS-DFW』や『KHOU11』などが報じている。


 

■我が子に生命保険をかける

事件の舞台となったのは、テキサス州ハリス郡のヒューストン。母親のアシュリー・マークス容疑者(25)が昨年の春、6歳の息子ジェイソン・マークスくんに生命保険金をかけたことから始まった。

おもちゃの車で遊ぶことが好きで、賢く、優しい性格ゆえ、誰からも愛されるような子供だったジェイソンくん。しかしアシュリー容疑者は、そんな我が子に少しずつ危険な薬物を摂取させるようになった。


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■異変を感じた祖父

そして昨年6月27日、ジェイソンくんの面倒をよく見ていた祖父のアダム・マークスさんが、意識なく倒れているジェイソンくんを発見して通報。駆けつけた警察官により、その場で死亡が確認された。

アダムさんは、事情聴取のなかで「ジェイソンは、あるときから『服の中に虫が入ってきた』『体にたくさんの虫が這っている』などと幻覚を訴えるようになった。

不安を感じて娘のアシュリーに連絡すると、『もっと薬を増やす必要がある』と言われ、従った」と話している。その“薬”が危険なものだとは、知らなかったという。

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■危険な薬物を次々と…
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