斎藤工が「妊夫」に 社会派コメディドラマで上野樹里と共演
斎藤工と上野樹里がNetflixオリジナルシリーズ『ヒヤマケンタロウの妊娠』で共演。男性が妊娠・出産する世界を描く。
■古き悪き常識へのアンチテーゼ
今作の発表に際し、斎藤らのコメントが到着している。
斎藤工:坂井先生によるコミックスのあまりのリアリティに、すぐさま「男性妊娠」の実例を調べていました。
日々、「今までの当たり前」が見直されながらも、それがくつがえされるには時間がかかる歯がゆい現代における、この男女の役割の入れ替わりを描く本作は、古き悪き常識に対する新時代のアンチテーゼになる可能性を秘めている気がしています。
妊夫として過ごす時間は、すでに驚きの連続です。
何事にも多様性が求められている昨今、『ヒヤマケンタロウの妊娠』という坂井先生が生みだしてくださった一つの新しい角度、モノのとらえ方を、上野樹里さん、箱田監督、菊地監督をはじめ、日本映画界の要となる素晴らしきキャスト、スタッフの方々と共に作品に愉(たの)しく詰め込んで、広く深く軽やかにお届けできたらと思っております。
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■全ての人へエールを
上野樹里:パートナーの桧山が妊娠したことにより、亜季の抱く家族や家庭というものへのネガティブな概念と葛藤したり、自由でありたいと願う亜季の価値観が変化したりと、桧山と共に成長していくキャラクターを楽しんで演じたいです。
気軽に楽しめる作品でありながら、ジェンダーやマイノリティ、LGBTQなどへの理解を深めるきっかけとなる作品になれたらなと思います。
自分らしく生き抜く全ての人へエールを送れるような作品になるよう、亜季を通して自分にできる役割を全力で全うしたいと思います。楽しみにしていてください。