東京都、10日のコロナ新規感染者は570人　「まん防で止められるのか」と不安の声も

東京都福祉保健局が発表した10日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、570人となった。重症者数は前日から6人減少して37人、65歳以上の新規感染者数は9人増加して48人だった。

 

■前週比124人の激増

2021年以降の土曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月6日の293人。そこから一環して増え続け、ついに500人台を突破。500人台超えは5日連続となる。先週からは124人と大幅増となった。

なお、前日と比較しても33人増加している。

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■移動平均は460人に迫る

直近7日間の移動平均は458.6人と4日連続で400人台を突破。対前週比では119.5%と大きく上昇した。なお、31日連続で100％を上回ったことになる。

また、年代別では、20代が162人、30代が117人、40代が96人と続く。男女別では男性347人に対して女性は223人。参考となる3日前（4月7日）のPCR検査実施件数は、7,714件と発表されている。東京都の累計感染者数は125,557人となった。

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■「まん防」希望は割れる

東京23区などには12日からまん延防止等重点措置が適用されることが決定している。しかし感染拡大が止まらない状況に対して、ネット上では「先週より3割増しか…」「先行きが見えない」といった不安の声が目立つ。

また、「早く緊急事態宣言の再々発令を」「まん防だけで止めるのは難しいのではないか」など、より強い措置を求めるコメントも見られた。

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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）