愛犬のトリミングを競う米国の人気番組 奇抜な毛染めが「動物虐待」と批判殺到

すべては高額賞金が目的か。イギリス発のあるテレビ番組に、動物愛護団体や愛犬家から批判が続出している。

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2021/04/12 16:30

犬・カラーリング・毛染め・トリミング・プードル
(Laura Fay/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

飼い主たちが、トリミングを終えた愛犬の美しさを競い合う人気のテレビ番組。だが「これはやり過ぎ。動物虐待ではないか」という批判の声が多々あがっている。アメリカの『NEW YORK POST』や『Inside Edition』が報じている。



 

■愛犬家の女優をホストに迎え…

イギリスのBBCで、2020年2月から放送が始まった番組『プーチ・パーフェクト(Pooch Perfect)』。評判が良かったことから、アメリカのABC放送でも、女優で愛犬家のレベル・ウィルソンをホストに迎え、今年の3月から放送されている。

同番組は、プロによるトリミングを受けた愛犬が、飼い主と一緒にその美しさをランウェイで披露する。人と犬とがタッグを組む人気のコンテスト番組だ。


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■高額賞金目当てにエスカレート

番組がスタートした当初は、見事なカットの腕ひとつで「可愛い」「美しい」と褒めたたえられていた犬たち。ところが、それでは物足りないという声でもあがったのか、出場する犬たちは徐々に奇抜さで勝負するようになってしまった。

優勝賞金は10万ドル(日本円にして約1,100万円)と高額なだけに、トリマーも飼い主も出場が決まると発奮。番組は徐々に、毛をカラフルに染められた犬ばかりが目立つようになった。

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■動物愛護団体PETAが反応

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