三重県高校教諭の”新型コロナ差別発言”を再調査 生徒側は「教委に本当に呆れる」

教育委員会は、当該教諭と生徒側との主張の「食い違い」を当初公表していなかった。

2021/04/13 06:30

小学校
(gyro/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

昨年10月、三重県の当時高校3年生の女子生徒が男性教諭から「お前が来たでマスクするわ」と差別的発言がされた問題。生徒側が「教育委員会の調査に納得がいかない」と訴え、弁護士による再調査が行われていたことがわかった。



 

■発言の一部を省いて公表

昨年10月2日午前中に女子生徒が進路指導を受けるために、職員室を訪れた。水分補給のためにマスクを外していた40代男性教諭が、生徒を確認すると「お前が来たでマスクするわ」と発言したと教育委員会が公表。

当該教諭は生徒の家族がPCR検査を受けていたことを認識していた。しかし、実際には生徒側が「お前が来たで『危ないで』マスクするわ」と男性教諭が発言したと教委に訴えていた。この「食い違い」を教委はメディアには公表していなかった。

そのため、生徒側が納得せず、教委に再調査を依頼。


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■教諭の説明が二転三転

今年2月9日から県弁護士会が推薦した弁護士2名による再調査が始まり、3月5日まで計5回の聞き取りを実施。

10月2日当日、校長が当該教諭に対して事実確認を行ったところ、「お前来たでマスクするわ」との発言を一旦認めるも、その後「記憶にない」、「私が間違っていました」と話す内容が二転三転。

弁護士による調査ではこの点について、「校長から突如、不適切発言があったか否かを指摘され動揺した」としている。

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■双方の認識が違うままだった

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