初見では「店名が見えない」ラーメン屋が話題に 入店後はさらなる衝撃と遭遇
3月末、都内にオープンしたばかりのラーメン屋。店名を確認するため看板を見上げると、そこには…。
「美味いラーメン屋がある」という情報は、なんとも甘美な響きを持つもの。しかし「変わった看板のラーメン屋がある」という情報を耳にした経験のある人は、かなり少ないのではないだろうか。
そこで今回は良い機会なので、看板が変わっているうえ、味も極上のラーメン屋を一軒紹介したい。
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■店に掲げられた看板をよく見ると…
ある日記者は、東京・小伝馬町に「変わった看板のラーメン屋がある」という情報をキャッチ。なんでもこちらの店は3月末にオープンしたばかりで、連日多くの客で賑わっているそう。
看板の詳細に関しては「店名が書かれていない」とのことで、「そんなワケがないだろう…」と頭の中でツッコミを入れつつ小伝馬町へ向かってみたのだが…確かにそこには、店名が書かれていない衝撃の看板が存在したではないか。
しかしこちらの看板、よくよく見ると看板を縁取っているラーメンのマーク(雷紋)に紛れて「たた味」と店の名前が書かれているのだ。その代わり、いかにも「ここに店の名前が入ります」的な箇所がポッカリ空白になっているため、パッと見ただけでは完全に「名無し」のラーメン屋である。
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■券売機の「推し」がヤバすぎる
記者が現地を訪れたのはランチタイムを回った14時ごろであったが、店内は満席の状態。記者の他にも数名、外で入店を待つ客がいたほどである。
店先には青森ネギラーメンと千葉のアリランラーメン、そして「二郎」という三種のラーメンのハイブリッド版が楽しめると書かれたポスターが貼ってあり、期待値がどんどん高まっていく。
こういった券売機式のラーメン屋は「左上」にイチ押しメニューを配置する傾向があるため、今回も迷わず左上の「特製スタミナ中華セット」を選択。
なお券売機の中段には「生 卵 つ け ま し ょ う」という凄まじい圧力が発生しているほか、生卵最大10個まで同時購入できるよう、生卵専用のボタンが律儀に10個設けられている。
生卵の単価は50円なのだが、7個以上同時購入すると限界突破を果たすようで、個数が増えれば増えるほど1個当たりの金額が安くなっていくのがポイントだ。