東京都、14日のコロナ新規感染者は591人 2日連続500人超え、20代だけで183人に
7日間移動平均は497.1人。対前週比は119.2%と前週と比べて約2割拡大が進んでいることがわかる。
東京都福祉保健局が発表した14日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、591人となった。重症者数は前日と変わらず41人、65歳以上の新規感染者数は9人増加して56人だった。
■前週比36人増
2021年以降の水曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月24日の213人。そこからはほぼ一貫して増え続け、先週からは36人増に。600人の大台に迫っている。
なお、前日と比較すると81人の増加となった。
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■移動平均は500人に迫る
直近7日間の移動平均は497.1人と8日連続で400人台を突破し、ほぼ500人に。対前週比では119.2%と5日ぶりに下落したものの高い水準となっている。なお、35日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が183人、30代が103人、40代が101人と続く。男女別では男性369人に対して女性は222人。参考となる3日前(4月11日)のPCR検査実施件数は、1,829件と発表されている。東京都の累計感染者数は127,385人となった。
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■「減るわけない」と諦めの声
菅義偉首相は14日の参院本会議で感染拡大について、「全国的な大きなうねりとまではなっていない」と発言。しかし新規感染者が増え続ける東京は、大きなうねりとしか見えないのも事実。
ネット上でも、「大阪を追随するのか」「電車も混んでいて夜飲んでいる人もいる状況で減るわけがない」「このままだと1,000人超えも時間の問題だ」といった不安の声が多く見られた。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)