自称「ハリー・ポッター」による悪質ひき逃げ事件 本名はまさかのスネイプと判明
高齢女性に幼い子供まで…。危険すぎる運転で人の命まで奪った容疑者は、堂々と驚くような嘘をついた。
■女が語った名前
女は車の中で痙攣(けいれん)したあとしばらく虚空を見つめ、ようやく車の外に出てきたという。救急車に乗り込むと今度は救急医療隊員らにつかみかかり、大声を上げて暴れるなどして手こずらせた。
その際に名前を言うよう命じられた女は「私? ハリー・ポッターよ」とまさかの大嘘をついたというが、本名はまさに『ハリー・ポッター』シリーズの登場人物と同じ「スネイプ(ナスタシア・スネイプ)」であることが判明。
事故の経緯と共に、大胆すぎる嘘と本名も大々的に報道された。
関連記事:「加害者が少年でも厳しく裁くべき」 家族を目の前で轢き殺された父親の叫び
■薬物の影響か
スネイプ容疑者の車の中を確認した警官らは、奇行を誘発することがある薬物を発見。バッグの中からも見つかったことから、容疑者が薬物の影響を受けていた可能性は低くはない。
救急車の中で暴れた容疑者は鎮静作用のある薬を投与されたというが、病院に到着後も奇行が続いたと伝えられた。
ひとりが亡くなる悲惨な事故になってしまったが、せめてケガをした男児が完治すること、また容疑者が十分に反省し罪を償うことを願うばかりだ。
・合わせて読みたい→4歳息子の首吊り容疑で女教師を逮捕 自殺や事故に見せかけ動機は語らず
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)