東京都、15日のコロナ新規感染者は729人　前週比183人の激増に悲鳴

東京都福祉保健局が発表した15日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、729人となった。重症者数は4人減少して37人、65歳以上の新規感染者数は27人増加して83人だった。

 

■前週比184人増

2021年以降の木曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月4日の279人。そこからはほぼ一貫して増え続け、先週からは一気に184人と爆発的に増加している。

なお、前日と比較すると138人の増加となった。

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■移動平均は520人超え

直近7日間の移動平均は523.4人とついに500人台を突破。対前週比では122.6%と2日ぶりに120％に上昇した。なお、36日連続で100％を上回ったことになる。

また、年代別では、20代が203人、30代が145人、40代が122人と続く。男女別では男性387人に対して女性は342人。参考となる3日前（4月12日）のPCR検査実施件数は、11,576件と発表されている。東京都の累計感染者数は128,114人となった。

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■「減るわけない」と諦めの声

木曜日で700人台を記録するのは2月4日以来およそ3ヶ月半ぶり。拡大に歯止めがかからない状況に対して、ネット上では、「マスクなしで大声で会話している人が増えている」「変異株が増えているのを実感する」といった声も。

また、「菅首相は総理大臣の役割を果たしていない」など、政府の対策に疑問を呈する書き込みも見られた。

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（取材・文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）