小児へのブルーライトカット眼鏡は有害? 日本眼科医会に見解を聞いた
「ブルーライトカットレンズ」を眼鏡店ですすめられた場合は、どうすれば良いのか。
■近視進行リスクを考えると
また、小児にとっての太陽光は、心身の発育に好影響を与えるもの。なかでも十分な太陽光を浴びない場合、小児の近視進行リスクが高まる。そのため、ブルーライトカット眼鏡の装用は「ブルーライトをあびることよりも有害である可能性が否定できない」としている。
さらに、アメリカの一流科学誌に掲載された最新の実験結果では「ブルーライトカット眼鏡には眼精疲労を軽減する効果が全くない」と報告された。
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■頻繁に休憩をとって
ただし、ブルーライトが生体の体内リズム(覚醒と睡眠のサイクル)に影響するという報告はある。そのため、睡眠障害予防のために、就寝時間の2~3時間前からデジタル機器の使用を控えることと、機器のダークモードやナイトモードを用いることを推奨している。
最後に、日本眼科医会広報担当は「目の疲れを和らげる最も良い方法は、頻繁に休憩をとって画面から目を離すこと」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)