大阪府のコロナ新規感染者は過去最多の1208人 二階幹事長は東京五輪中止にも言及
大阪府の新型コロナ新規感染者数は3日連続で過去最多を更新。4人の死亡も発表された。
大阪府健康医療部が発表した15日の新型コロナウイルス新規感染者数は、1,208人となった。13日から2日連続で過去最多を更新。感染拡大に歯止めがかからない状況だ。なお、4人の死者も発表されている。
■3日連続で1,000人超え
3月30日以降、大阪の新規感染者数は東京を上回る状態が続いてきたが、13日には2倍以上の差が開いている。さらに13日以降は3日連続で過去最多を更新した。
東京も15日は前日比183人と大きく増加しているが、大阪の感染拡大はそれに輪をかけて進んでいる。
関連記事:東京都、4日のコロナ新規感染者は355人 日曜としては2月半ばの水準に
■二階幹事長は「五輪中止も選択肢」
自民党の二階俊博幹事長は、TBSのCS番組収録で東京五輪中止の選択肢について言及。感染拡大状況を見た上で、「『これ以上、とても無理だ』ということであれば、すぱっとやめなければならない」と述べている。
その後のコメントで、「『何が何でもオリンピックとパラリンピックを開催するのか』と問われれば、それは違うという意味で申し上げた」と釈明したが、感染が拡大し続ける都市圏の住民を始め、多くの国民も「無理ならすぱっとやめてほしい」が本音かもしれない。
・合わせて読みたい→大阪府のコロナ新規感染者数、905人で過去最高を連日更新 死者は3人に
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)