全国のカップ麺好きに警告 「お気に入り」のノールック買いは今非常に危険

自身にとって「お気に入りの逸品」と呼べる存在を、誰しも一つは持っているもの。いくら慣れ親しんだ存在でも、購入前は確認を忘れずに。

2021/04/20 05:45


カップ麺

非常時はもちろん、料理をするのが億劫…というときまで手広く活躍してくれるインスタント食品。特にお湯を注げばあっという間に完成する「カップ麺」は国内外を問わず、多くのファンが存在する。


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■確認を怠っての購入は危険…

しかしいくら慣れ親しんだカップ麺でも、銘柄を確認せず購入するのは非常にリスキー。特にここ最近は、カップ麺の買い間違いをめぐるトラブルが少なからず発生しているようだ。

ユーザーによる「買い間違い」が発生しているのは、東洋水産が「マルちゃん」ブランドにて展開する和風カップ麺の「赤いきつね」と「緑のたぬき」の2品。

それぞれのカラーリング、モチーフにしている動物が正反対の他、内容が「きつねそば」と「天そば」であることを考慮すると、余程のことがない限り買い間違いは起こり得ないはずなのだが…。


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■「余程のこと」勃発

しかし先週12日より、その余程の事態が起こってしまっているのだ。12日より発売スタートとなった新商品の名は「赤いたぬき天うどん」と「緑のきつねそば」というもの。

赤いたぬきと緑のきつね

即ち、通常とは反対の「赤いたぬき」と「緑のきつね」が成立している事態に。同商品発売後、記者が最寄りのコンビニ店舗へ向かうと、そこには新商品「赤いたぬき」と「緑のきつね」、従来の「赤いきつね」と「緑のたぬき」の計4パターンが展示されているではないか。

赤いきつねと緑のたぬき

一応、それぞれ展示場所は若干距離を置かれていたのだが…ツイッター上を見ると「赤いきつね買うつもりが、間違えて赤いたぬき買ってしまった」「上司に赤いたぬきを買うよう頼まれたけど、言葉通りなのか言い間違いなのか判断に困る…」など、混乱した様子の投稿も散見されている。


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■両者の「和解」の証だった

「赤いきつね」と「緑のたぬき」は2018年より、「あなたはどっち!? 食べて比べて投票しよう!」キャンペーンにて毎年しのぎを削る関係性であったが、最終決戦を迎えた今年、お互いの健闘を称え合い「和解」という形で終止符を打つことに。

緑のきつね

その和解を記念して発売されたのが、今回の「赤いたぬき」と「緑のきつね」というワケである。しばらく同シリーズを購入する際は、パッケージのデザインを注視したい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

うどんそばカップ麺赤いきつね
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