自己最速159キロも、2敗目の西武・今井投手 その成長にネットでは肯定的な声が…
7回に力尽き、今季2敗目の西武・今井達也投手。それでも、ネットでは今季の飛躍を期待する声が…
埼玉西武ライオンズは21日、敵地・京セラドーム大阪でオリックス・バファローズに4対2で敗戦。4試合連続で白星がなく、首位と2.5ゲーム差の4位に。
■自己最速の159km/hをマークするも…
先発の今井達也投手は、7回7安打2与四球4失点とまずまずの投球をみせるも2敗目。初回には自己最速の159km/hをマークするなど状態は良かったが、コントロールが甘くなったところを痛打されるシーンが目立つ結果に。
とくに2対2の同点で迎えた7回、2アウト1塁からオリックス・宗佑磨外野手に浴びた2ランホームランは、カウントを取りに行った変化球が真ん中に入ってしまったことが悔やまれる。
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■球数が多くQS率は25%
オリックスの先発・山本由伸投手との同級生対決に破れはしたものの、防御率は2.74と確かな成長をみせている(昨季は防御率6.13)。
今井投手の課題はコントロール。今季は23回を投げて17与四球3与死球と、四死球でランナーを出さない回のほうが珍しい状況だ。どうしても球数が多くなることから、QS率(先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以内に抑えること)も25%と低い確率となっている。
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■ネットではポジティブな声が続出
それでも今回登板は7回2与四球とコントロールの改善がみられたことから、ネットでは「成長をみせてくれたわ」「毎試合良くなっている」「地味に覚醒してるよな」「今井はよくやってる」などポジティブなコメントが続出。
投げているボールは一級品の今井投手、今季の大きな飛躍を期待する声は多い。次回の登板ではどんな投球をみせてくれるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)