居酒屋で発見した一升瓶、ラベル説明に驚愕 じつは素晴らしい誕生秘話が…
酒類を提供する飲食店が危機的状況に立たされている現在。とある日本酒の「商品説明」に注目が集まっているのをご存知だろうか。
三度目の緊急事態宣言をめぐり、飲食店の「酒類提供自粛」に注目が集まっている昨今。飲食店経営者はもちろん、多くの国民からは疑問の声が噴出している。
時はやや前後し、ツイッター上にて「ある日本酒」のインパクト満点な説明文が注目を集めていたことをご存知だろうか。
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■一見すると普通の日本酒だが…
日本酒「射美」(いび)が注目を集め始めた切っ掛けは、ツイッターユーザーの伊藤さんが3日に投稿した一件のツイート。
「ちょっと何言ってるか分からない」と、サンドウィッチマン・富澤たけしリスペクトがヒシヒシ感じられる文面の投稿には射美のボトル裏に貼られているラベルの写真が添えられており、「吟撰」「清酒」といった日本酒お馴染みの表記のほか、内容量やアルコール分が記載されていた。
一見すると完全に普通の日本酒なのだが、ボトルの表記をよくよく確認してみると…。
ちょっと何言ってるか分からない pic.twitter.com/qkP9L3Ezjl
— 伊藤 達也 (@itoasatwitte) April 3, 2021
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■なぜか突如始まる寸劇
「尊敬する上野教授は、PCの電源の入れ方も分からなかった」「しかし、PCが何が出来、誰が何が出来るかを把握していた」「『立川、これの概略図を作っておいてくれ! 中西、これをグラフにしておいてくれ!』」と、まるで慌ただしい研究室を舞台にした小説のワンシーンのようだが、これらの文章は小説でなく、射美のラベルに表記されている説明文の一部抜粋である。
どう考えても日本酒の説明としては異質すぎるこちらの文章を受け、他のユーザーからは「何か間違ったデータを使ってしまったのでは?」「本当に何を言ってるのか分からない…」「この世界観、嫌いじゃない」といった反響の声が相次ぐ事態に。
こちらの日本酒の製造元・杉原酒造に取材を敢行したところ、説明文に込められた熱い思いが明らかになった。