現世に疲れ仏に自身の生首を捧げた僧侶 遺書に「来世の幸せを祈る」

来世に期待したいとタイの僧侶がギロチンで自殺。生首と魂を仏に捧げた。

社会

2021/04/25 08:00

仏教徒・仏教・僧侶・寺
(Kavuto/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

誕生日を迎えたタイの僧侶が、仏教寺院でギロチンを用いて自らの首を切った。仏に生首を捧げることで、来世では幸せになれると信じていたという。『NEW YORK POST』『The Independent』など、英米のメディアが続々と報じている。



 

 

■手作りのギロチンで…

タイ北東部のノンブアランプー県にある、ワットプーヒンという仏教の寺院。11年前からここに仕えていた僧侶のタンマコルン・ワングプリーチャさんが、68歳の誕生日を迎えた今月15日、手作りのギロチンで自らの首を切った。

寺院には、両手に自分の生首を載せて仏に捧げるポーズをとるインドラ神(帝釈天)の像があり、ギロチンはすぐ隣に設置されていた。その像からヒントを得た可能性は、なきにしもあらずだという。


関連記事:『鬼滅の刃』愛が熱烈な川越市の寺院 ついにガチの伊之助も遊びにやって来た

 

■現世に疲れ果てた僧侶

遺体を発見したのは、おいのブーンチャード・ブーンロッドさんだった。そばには遺書が残されており、「生まれ変わった来世が幸せなものであるよう祈り、私の生首を仏に捧げたい」とあったという。

タイ国家仏教事務局は、このたびの件について「そのような亡くなり方は決して奨励されない。仏への信仰や忠誠の心は、頭部ではなく供物などで示してほしい」と呼び掛けている。

次ページ
■体と頭を2つの棺に

この記事の画像(2枚)