東京都、25日のコロナ新規感染者は635人 前週比92人増で日曜としては1月末の水準に
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は635人。1月31日の634人を上回っている状況だ。
東京都福祉保健局が発表した25日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、635人となった。重症者数は前日から1人減少して50人、65歳以上の新規感染者数は37人減少して67人だった。
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■前週比92人増
2021年以降の日曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月7日の237人。そこから一貫して増加を続け、今週は対前週比で92人増。日曜日としては1月下旬の水準に戻っている。
なお、前日と比較すると241人減少した。
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■直近7日間の移動平均は720人超え
直近7日間の移動平均は727.1人。2日連続で700人台を記録した。対前週比では125.5%と4日連続で低下。46日連続で100%を上回り、高止まりしている。
また、年代別では、20代が182人、30代が117人、50代が191人と続く。男女別では男性355人に対して女性は280人。東京都の累計感染者数は135,173人となった。
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■8割が「菅政権の対応不十分」
東京や大阪などには、25日から緊急事態宣言が発令されているが、都内繁華街の人出はほとんど減少している様子は見られず、公共交通機関や駅構内も混雑している状況。
しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に実施した調査では、全体の84.4%が「菅政権の新型コロナ対応は不十分だ」と回答している。
緊急事態宣言の効果が今後出てくるのか、はたまたコロナ慣れしてしまった社会には効果薄なのか、気になるところだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)